LIBRARY

公益事業 おもちゃの図書館


INTRODUCTION

おもちゃの図書館とは

子どもは遊びを通して学び成長していきます。その遊びをより楽しく、心豊かにとの願いから始まったボランティア活動が「おもちゃの図書館」です。

他の子ども達との交流、親同士の情報交換もできる場(子育て支援)としての役目を持ちながら活動しています。移動専用車には常時おもちゃが積んであります。この車で市内各場所に出向いてのおもちゃの図書館活動も行います。

一部の場所では、おもちゃの貸し出しも行っています。気に入ったおもちゃを家庭でも楽しめること、そして、返却して頂くときにお家での様子を伺えることが貸し出しの良さだと感じています。

なお、私共のおもちゃの図書館は、「特定非営利活動法人 日本おもちゃの図書館全国連絡会」の会員でもあります。ボランティアの運営するおもちゃの図書館第1号は、今から約40年前、国際障害者年(1981年)を契機に三鷹市で誕生しました。現在では全国で約350館へと拡がっています。

車で各地を回っておりますので、詳しい情報はお問い合わせください。
三輪あいこう保育園ホール【第1、2、3 火曜】10:00~15:00

ORIGIN

取り組みのきっかけ

「障がいのある子ども達の余暇活動(訓練や療育ではない)のために、そして障がいがある子もない子も一緒に集える場を提供したい」という思いのあった前理事長が1982年、町田市三輪町で私財を投じて開館しました。

最初から、障がいのある子どもや家族だけでなく地域の人々と共に遊び、交流し親子共に育ちあう場、母親同士の交流もできる場として始めました。「子育て支援」という言葉はまだ無い時代、当時としてはめずらしい活動だったと思います。活動の支えとなったのはボランティアの方々でした。

FUTURE

子育て支援としての現状と今後

新型コロナが蔓延していた間、拠点である三輪あいこう保育園では開館時間も2時間に短縮し、場所も玄関ホールと狭い所での活動となりました。なるべく休まず我慢の月日でしたが、2023年6月より、通常の時間10時から~15時に戻ることができました。ボランティアスタッフの人数は少なくなりましたが、保育士(主任)、園長の連携の下で楽しく活動を行っています。月3回の開館日は来館者の方は自分の都合の良い時間に、また、お友だちと誘い合わせて来てくださいます。来館者は平均して約10組。


この活動も40年が経ちましたが、地域の子どもの遊びや家庭同士の交流が「子育て支援活動」に移行しても、当初の思いを継承しています。これからも、皆の顔を見ながら、おしゃべりしたり、おもちゃを選んだり、ホッとできる居場所づくりをしてきます。

VOLUNTEER

ボランティア

現在、ボランティアは地域の方3名、移動車運転者1名です。そのほか保育園職員4名が兼務で参加します。
ボランティアの募集方法は、口コミと町田ボランティアセンターを通じた募集です。

TOY

おもちゃ集め

おもちゃの入手には2つのルートがあります。

1つ目は、前出の「日本おもちゃの図書館全国連絡会」を通じた会員団体への寄贈です。これにはおもちゃメーカーからの寄贈と、その他の一般企業からの寄贈があります。一般企業からの寄贈には、会社内で集めた中古のものも含まれます。

2つ目は、公益財団法人 東京都福祉保健財団による「地域福祉振興事業」を利用した購入です。

ACTIVITIES

移動おもちゃの図書館

移動専用車で市内各所の会場を回ります。
移動専用車は3台目で、今の車は東京都共同募金会(赤い羽根共同募金)の配分金を頂き購入しました。この活動に賛同したボランティア(運転者含む)の方に支えられ現在進行中です。

NEWSLETTER

おもちゃ便り

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2025.11

おもちゃ便り 第520号

受付時間 9:00〜18:00